賃貸フローリングにジョイントマットを敷きっぱなしにして4年・・・どうなった?
ジョイントマットを敷きっぱなしにした結果は以前にもクッションフロアの床でご報告したのですが、今回はフローリングの床に約4年間ジョイントマットを敷きっぱなしにした結果をご報告したいと思います。
ちなみに敷いていたジョイントマットは大判60㎝サイズ、抗菌防臭タイプのものです。
使用中の変化
まず、使用中の変化についてです。
フローリングの部屋の端から端まできっちりジョイントマットを敷いて生活していたのですが、2年を過ぎたあたりからジョイントマットの一部が浮き上がってきはじめました。
使っているうちに湿度やその他条件で膨張してしまったのでしょうか・・・
きっちりの床の幅通りにカットしておいたのに場所によっては2、3㎝もずれが発生してきちんと収まらくなっていました。あまりにひどいところはジョイントマットをカットすることで対応したのですがちょっとめんどくさかったです。
使用後の汚れについて
ここから先はジョイントマットや床が汚れている写真が出てくるので、見たくない方はブラウザバックしてください。
ジョイントマットの跡
ジョイントマットを剥がしてちょっと焦ったのはフローリングについた跡。ジョイントマット裏側の模様が移ってしまっていました。
遠くから見るとほとんどわかりませんが、光の当たり具合によっては何か模様ができてるなーと感じるレベルです。
ちょっと調べてみましたがフローリングのワックスが変質してしまったのかも。
この件について退去時に回復費用を請求されることはありませんでしたが、場合によってはもっとひどい跡ができるかもしれないので跡ができることは覚えておいたほが良いと思います。
つなぎ目の汚れ
ジョイントマットはつなぎ目に細かなゴミがどんどん溜まっていくということで、つなぎ目部分に養生テープを貼っておいたのですが、汚れ具合はどんな感じでしょうか・・・
うわっ・・・やっぱり汚い。
使っているうちにつなぎ目はなじんで目立たなくなりますが、隙間が空いていることに変わりはないのでやっぱりゴミが落ちていきます。
ただし、養生テープのおかげでフローリングに達しているゴミは少なかったです。
ちなみに養生テープを貼っていなかったところはというと・・・
床下収納の周りは開け閉めをするために養生テープを貼らずにいたのですが、けっこう黒くなっていました。
洗剤をつけて雑巾でごしごしこすったら汚れは取れたのですが、場合によっては残ってしまうかもしれません。
ちなみに人が歩かない部屋の壁際の部分も養生テープは貼ってなかったりしたのですが、ゴミはおちているものの写真のような状態までには至りませんでした。
こちらは洗濯機置き場に敷いていたジョイントマットです。洗濯パンが無かったのでジョイントマットを敷いていました(写真を撮ったのは他の場所です)。
洗濯機を動かすことなんて早々無いので表面にはかなり埃がかなり溜まっていますが、フローリングにまで達しているゴミは少なかったです。人が頻繁に通る場所と通らない場所ではゴミの種類が違うのかも?
ただ今考えると、万が一水漏れが発生した場合にはジョイントマットの隙間から水が染み込んでいってたいへんなことになるので、そうした事態を考えると敷かないほうがよかったかもしれません。
敷いた場所と敷いていない場所の色合いの変化について
ドアの開け閉めの関係でジョイントマットを敷いていない部分もあったのですが、敷いていた部分とでは色合いに差が出ました。
写真をよく見ていただくとわかるのですが、真ん中あたりの斜めのラインを境に左側は黒っぽくなっています。
このやや黒っぽくなっている部分がジョイントマットを敷いていなかった部分です。
フローリングも変化していないように見えて、4年も経つと黒ずんでくるようです。
ちなみに掃き出し窓の付近にも少し敷いていない部分があったのですが、こちらは日焼けで白っぽくなっていました。
ジョイントマットによる保護の効果はあったようです。ただし、敷いている部分とそうでない部分とで境界が目立ってしまうので、考えものです。
私の考えるジョイントマットのメリットとデメリット
ジョイントマットを敷くメリットとしては
- 冬場は底冷えしない
- 床が傷つきにくい
- 日焼けなどから保護できる
- 物を落としても割れにくい
- ひざに優しいかも
- 音が下の階に響きにくくなる
といったところ。
今回ジョイントマットを剥がしてみて気づいた面を含めたデメリットは
- つなぎ目からゴミが落ちていく(養生テープなどを貼ることで対応可能)
- 下がフローリングの場合は跡が残る
- ぴっちり敷き詰めると浮き上がってくることがある
- つなぎ目に液体が染み込むと剥がして拭かなければならない(放置するとカビ発生の可能性大)
- 長期間敷くと敷いていないところと色合いに差が出る
といったあたりです。
ジョイントマットのご利用は計画的に。
ジョイとマットを敷いていたことで退去時に原状回復費用等を請求されても責任は持てません。
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