ソウイ スチームアイロンの口コミレビュー・SY-066(BW-019)使い方や効果のほどは?

2019年9月14日

今回、楽天市場さんからご提供いただいたアイテムはこちら。

ソウイのスチームアイロンSY-066です( クレールBW-019という名前で販売されていることもあるようです )。衣類スチーマーと言った言われ方もしますね。

衣類をハンガーに掛けたままシワ伸ばしができるということで一時期話題になったアイテムです。

けっこうお値段がするものもあるのですが、ソウイのSY-066は3000円以下の価格で買える非常に低価格なモデル。

お手軽に試せるのはありがたいものの低価格だと性能のほうが気になります。今回は実際に使ってみて実力の程をチェックしてみたいと思います。

なお、衣類スチーマーは普通のアイロンのように使うこともできますが、ハンガーに掛けた状態で使うことを想定している人がほとんどだと思いますので、衣類スチーマーとしての能力をチェックしていきます。

ソウイスチームアイロン・口コミレビュー:開封編

ソウイスチームアイロンSY-066の箱

こちらが箱。アタッチメントが2つ付いていて衣類に応じて付け替えて使えるのがポイントのようです。

ソウイスチームアイロンSY-066の内容物一覧

内容物はこちら。本体、専用スタンド、アタッチメント2種類、計量カップ、お手入れ用ブラシ、説明書、注意書きとなっています。

ソウイスチームアイロン・口コミレビュー:本体編

ソウイスチームアイロンSY-066の本体

本体上部には注水口と温度調節のダイヤルが付いています。ダイヤルは単純に3段階というわけではなく、細かく回すことができます。

ソウイスチームアイロンSY-066のダイヤル
ダイヤルと注水口

ちなみに温度を高にしないとスチームが出ないので、衣類スチーマーとして使うにはダイヤルを高に設定する必要があります。

ソウイスチームアイロンSY-066のスチーム口
本体裏側

衣類に当てる面は中央に5つのスチーム口が設けられています。高価なものだとだとスチーム口がもっと細かく散りばめられたりしていますが安いので仕方ないでしょう。

白いボタンはスチームを噴射するためのボタンです。これを押すと一瞬だけスチームが噴射されます。

黒いボタンは、あとで紹介しますがアタッチメントを取り外すためのボタンです。

ソウイスチームアイロンSY-066のタンク

本体を別角度から。

中水口の蓋には小さな穴が開いています。また、タンク部分は紫色でややわかりにくいですが水の残量が見えるようになっています。

スペックについて

ソウイスチームアイロンSY-066のスペック
本体の表記

持ち手の裏側にはスペックが記載されていました。

  • 消費電力880W
  • 質量約600g
  • コード長約150cm
  • 注水量100ml

といった感じです。


ちなみにスチームアイロンの売れ筋、パナソニックのNI-FS60Aと比べてみると・・・

製品名ソウイSY-066パナソニックNI-FS60A
消費電力880W950W
質量600g690g
コード長さ2.5m1.5m
スチーム穴の数5穴6穴
注水量100ml115ml
その他特記事項毛玉ブラシ、毛ブラシ付属平均13 g/分のスチーム
19秒で立ち上がり
カーブエッジで生地が引っかかりにくい
自動ヒーターオフ機能
除菌・アレル物質抑制機能
パナソニックNI-FS60Aとの比較

コードの長さ以外は劇的な違いは無いように見えます。

ただ、やっぱりパナソニックのほうは高いだけあってスチーム量が多かったり、立ち上がり時間、除菌・アレル物質抑制機能の面で優れていたりとよくよく調べてみると違いは出てくると思います。

ソウイスチームアイロン・口コミレビュー:専用スタンド編

アイロンを加熱しているときは床に置けないので専用のスタンドが付いています。

熱くなる面が接するところはゴムになってます。

ソウイスチームアイロンSY-066のコード

本体をのせてコードを伸ばしてみました。コードはこれで150cmぐらいです。

ソウイスチームアイロン・口コミレビュー:アタッチメント編

アタッチメントは2種類。写真上が毛玉ブラシアタッチメント、下が毛ブラシアタッチメントです。

毛玉ブラシは小さなゴミを毛ブラシは大きなゴミを取ったり繊維の流れを整えたりする時に使えるようです。

あとは直接当てることができないような高温に弱い繊維にアイロンを使うときにも使えます(デリケートな繊維には使わないほうがいいかもですが)。

アタッチメントの取り付け、取り外しは本体の電源を入れる前に行っておきましょう。やってやれないこともありませんが、本体が熱くなっているときに行うのは危険です。

ソウイスチームアイロンSY-066の計量カップとお手入れブラシ

最大注水量が100mlなので計量カップも目盛りが100mlまでとなっています。お手入れブラシはアタッチメントをお手入れするためのものです。

ソウイスチームアイロンSY-066口コミレビュー:実際に使ってみるぞ

各パーツの解説から使っているところまで動画にしてみました。

注水をしてプラグをコンセントに挿したらダイヤルを高に合わせてしばらく待ちます。オレンジ色のランプが点灯するのですが、これが消えると準備完了です。

ソウイスチームアイロンSY-066のスチーム

少し分かりにくいですがスチームを飛ばしているところです。

1m以上遠くまで届いていました(1m先じゃ効果ないでしょうが)。

他に比較対象が無いのではっきりとしたことは言えませんが安いわりにけっこうスチームの力があるのかも?

30cmくらいのところでスチームを手に当ててみましたが、熱さは感じるものの思わず手を避けるほどではなく思ったほど温度は高くないのかも。

スチームは3~5秒に1回使う

スチームはずっと出ているわけではありません。3~5秒に1回使うように説明書に書かれています。

連射しようとすると2、3回ならできることもありますが、さらに続けると噴射口から熱湯が垂れてきて危険です。これは火傷するレベルの温度だと思います。

そこそこ高いスチームアイロンなら「スチーム噴出し時間 連続約8分」などとスペックに記載されていて連続使用できるようなので、この点はちょっとマイナスポイントですね。

効果はあるのか?

Yシャツの半分だけスチームアイロンをかけてみた
ワイシャツの右側だけに当ててみました

まずはワイシャツ、端っこを持って伸ばしながらアイロンを当てていきます。

写真だとよくわからないかもしれませんが、右側にだけ当ててみました。めちゃくちゃシワが伸びてるってわけじゃないのですが、当てて無いほうと比べるとちょっとだけシワが伸びています。

Yシャツのアップ

写真のアップ。一応、右側のほうがしわが少なくなってます。

衣類スチーマーの使い方に慣れていないというのもあるかもしれませんが・・・効果はこんなもんでした。

あとは使い方もあるかもしれませんが、たまにスチームではなく水滴が付くことがありました。大切な衣類には使わないほうがいいかもしれません。

ソウイのスチームアイロンをTシャツの半分だけ当てたところ
右側だけ当てています

次にTシャツ。これはけっこう違いがわかりました。

右側にだけ当ててみたのですがワイシャツの時よりもシワが伸びているのがわかりました。これはまずまずかも。

消臭やゴミ取りにも

毛ブラシアタッチメントを取り付けてスーツに当ててみたのですが、こちらはシワを伸ばすと言うよりもゴミを取ったり消臭といった用途だなと感じました。

スーツの場合はがっつりシワを伸ばすために使うよりも、ゴミを取りつつ、飲食店などで付いた臭いを軽減するといった日々のお手入れに使えそうな気がします。

コード長と重さ

コードはもう少し長いほうがいいかなあと思ったりしますが、まあ使えなくも無いかなといった感じ。延長コードを活用しましょう。

重さは、はじめて持ったときはなんだか重いなあと感じたのですが、使っているうちに気にならなくなってきました。慣れてくる面もあると思います。軽いとは言えませんがまあ許容範囲です。

水こぼれに注意

注水口蓋には穴がある

この機種に限らず衣類スチーマーの一番の問題点であると思われるのが、水がこぼれること。

機能上開けておかないといけないからなのか、注水口の蓋には小さな穴が開いています。水が入った状態で本体を逆さまにしたり、うっかり水を入れすぎたりするとこぼれてしまいます。

水を入れたら、電源を入れる前にいろんな角度に傾けてみて「この角度でこぼれる」「この角度なら大丈夫」といったことを把握しておくといいかもしれません。

ただ、慣れるまではうっかりこぼしてしまうことがあると思います。注水口からこぼれてくる火傷する温度ではないと思いますが、慣れるまではタオルを用意しながら使ったほうがいいかもしれません。

ソウイスチームアイロンSY-066を動画でレビュー

レビューしている様子を動画にしたものです。

文章や写真ではわかりづらかった部分はこちらを参考にしていただければと思います。

ソウイスチームアイロンSY-066の総評

総評としては安いのに簡単なシワ伸ばしとか消臭に使えるのでまずまずの評価です。

ただ、使い慣れないうちはけっこう水がこぼれることになるかもしれません。1万円近い高級な機種だとこのへんの対策もされていそうですが、価格を考えると仕方の無い面がありそうです。

また、衣類スチーマーとしての性能を考えると、ばっちり完璧にシワを伸ばすよりもちょっとシワだけを整える、消臭をするといった日々のちょっとしたお手入れがメインの用途となると思います。

安いなりの性能であることを知って買うならアリな1台でなないでしょうか。


ソウイスチームアイロンのネット上での口コミ

ソウイのスチームアイロンに対してネット上ではどのような口コミがあるのかについても調べてみました。

楽天市場でのSY-066への口コミ

スチームも本体の直線の穴から想像していた割に強く噴射され
きちんとアイロンかけできました
難点は水の残量が見にくいのと捨てにくい点です
逆さまにして本体を振ったりしましたが
完全に無くなるということはなく残った状態になりました

https://review.rakuten.co.jp/item/1/311485_10000140/dri2-iaupv-kzxrso_1_2380267548/

実際に自分でレビューしてみても思いましたが、水の残量はちょっと見にくいですね。

ちょっと重さが片手では疲れますが他社も変わらないと思いますので仕方ありませんね。やった仕上がりはシワはさほど取れませんでした。生地の素材とやり方によるものなのでしようか、これから勉強します。

https://review.rakuten.co.jp/item/1/311485_10000140/dri2-ia852-2gifyg_1_2127210359/

アイロンをかけたようなキッチリとした仕上がりを期待するとガッカリしてしまうかもしれません。あくまでもハンガーにかけた状態で大まかにシワ取りができる家電であるという認識が必要かと思います。

アマゾンでのSY-066に対する口コミ

ハンガーにかけたまま、軽く裾を引っ張りながらブシューっと蒸気をあてると自然な仕上がりになります。
特別にハイパワーとかありませんが、お手頃で十分な仕上がりになるので満足です。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R37GEBE3LO4PL9/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01LYERK7U

お手頃価格というのやはり魅力です。

シワがしっかりのびるかと言われればちょっと弱い感じがします。
洋服ではなく、お着物に使う為購入しましたのでお着物にはちょうど良いのかも知れません。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2V4Q6AAGJ0BXW/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01LYERK7U

やはりシワ伸びがちょっと弱いと感じる人がいます。

この記事を書いた人

kanrinin

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