iwolyの掃除機C150の実機口コミレビュー!評判通りの実力?

2024年2月3日

今回はコードレス掃除機のレビューです。

楽天市場のウチの掃除機さんよりiwoly C150という掃除機をご提供いただきましたので実際に使ってレビューしてみました。

iwolyってどこの国のメーカーなの?

聞きなれないブランドってことでどこの国のメーカーなのか気になる人もいると思いますが、箱を見てみたら・・・

メーカー:深セン明科立信科技有限会社

「深セン明科立信科技有限会社 MADE IN CHINA」との記載がありました。中国の深センのあるメーカーのようですね。

他の中華ブランドでも深センはよく目にする地名です。

iwoly C150のスペック

まずは説明書記載の内容をもとにスペックをまとめておきたいと思います。

定格電圧22.2V
消費電力150W
本体の重さ1.3kg
連続運転時間強 18~20分
標準 25~26分
弱 34~35分
充電時間4~5時間
C150の主なスペック

電圧は22.2Vと高めでパワーが期待できそうな感じ。

本体重さは1.3kg。販売ページでは軽いみたいな謳い文句ですが本体だけでこれなら特に軽くはない気がします。

運転時間は強モードでも18~20分とかなり長めです。

iwoly C150の内容物

こちらが内容物です。

本体、バッテリー、短めの延長パイプが2本、ヘッド、すき間ノズル、コンビネーションノズル、壁掛けブラケット、充電アダプター、説明書といった内容になっています。

安いこともあって付属品はそれほど多くありません。

iwoly C150の本体レビュー

iwoly C150の本体
C150の本体

こちらが本体。iwolYとロゴが入っています。

持ち手の赤い部分はラバーみたいになっていてすべり止めの効果があります。使っていてそんなに意識する部分ではないのですが多少効果はあるかも。

iwoly C150の本体後方
C150本体の後方

本体後方には電源ボタンとモード変更ボタンが配置されています。

右手で本体を持って左手でボタンを押して操作するような形になるのかと思いましたが、右手で本体を持って親指を伸ばすとボタンに届くような配置でした。女性だとちょっとつらいかな。

電源ランプ

左のボタンで電源のオンオフ。電源が入った状態で右のボタンを押すと標準→強→弱といった具合にモードが変わります。

ちなみに電源をオフ時のモードは記憶されておらず、電源を入れると標準モードからの動作となります。

バッテリー

C150バッテリーの着脱

バッテリーは着脱が可能。両側のボタンを押しながら引っ張ると外れます。

バッテリー型番DH598C

バッテリーの容量は2200mAh。型番はDH598C。

ダストカップ

C150のゴミ捨て

ゴミ捨てはダストカップ前方にあるレバーを押してワンタッチでできるようになっています。

サイクロン掃除機はゴミ捨て時にゴミが舞うのでゴミ袋の中でやることになるとは思いますが、楽といえば楽かも。

iwoly C150の注意書き

ダストカップには注意書きが書かれています。そのままだと見えにくいので裏側に白い紙を置いて写真を撮ってみました。

ダストカップは水洗いできないようです。

また、4~6回使用ごとにフィルター清掃をするよう勧められています。けっこう頻繁ですね。

C150のステンレスフィルター

ダストカップの取り外しはできませんが、内部のフィルターは取り外せるようになっています。

くるっとひねると外れる構造です。

C150のステンレスフィルターとHEPAフィルター

ステンレスのフィルター内部にはHEPAフィルター(説明書にHEPAと記載あり)がセットされています。

水洗いできるとは明記されていないのですが、説明書には「風通しがよい場所で完全にかんそうさせて~」との記載があるのでたぶん水洗いできると思います。

中華製なのでこのへんの説明はちょっと適当かもしれません。

排気フィルター

C150の排気フィルター

本体の下側。こちらに排気フィルターがセットされているという変わった構造になっています。

排気フィルターカバー取り外し

フィルター両サイドのボタンを押しながら持ち上げるとカバーが外れて・・・

排気フィルター

フィルターのお手入れができます。

排気フィルターとカバーを分離

フィルターとカバーを分離したところ。

排気フィルターを外したC150の本体

排気フィルターを外した本体。意外とスカスカでした。

iwoly C150のヘッド

iwoly C150のヘッド

ヘッドはけっこう大き目な印象を受けました。

ヘッド幅27cm

測ってみたら横幅約27cm。普通の掃除機よりも3~4cmは大きく、広い所を掃除する用という感じです。

C150ヘッドに搭載のライト

前面にはLEDライトを6灯搭載。これはけっこう明るくゴミを照らしてくれるので便利といえば便利です。

ヘッドの裏側

ヘッドの裏面。消費電力15Wと書かれています。

回転ブラシは黒と白っぽい2種類の毛から構成されています。

ヘッド内蔵回転ブラシの取り外し

回転ブラシは取り外しができるのですが、コインを使ってロックを解除してから取り外す必要があり、ちょっと面倒です。

回転ブラシを取り外したところ

回転ブラシを取り外したところです。

可動域の狭さが気になる

気になるのはヘッドの可動域です。

前後に動かす分はまだ許容範囲なのですが、左右の可動域が狭いです。

ヘッド左右の可動域

わかりにくいかもしれませんが、これが限界まで横に稼働させようとした時のヘッドです。

まっすぐ動かしているときはいいのですが、左右に方向転換する際はこの可動域の狭さがウィークポイントとなり、急激な方向転換をしようとするとヘッドが浮いてしまいます。小回りを利かせたい人は要注意です。

iwoly C150の延長パイプ

C150の延長パイプ

延長パイプは2本をつなげて使うという、こちらも変わった仕様です。

iwoly C150付属のノズル

ノズルは2種類が付属します。

隙間ノズル

隙間ノズル

ごく普通の隙間ノズルです。

コンビネーションノズル

コンビネーションノズル

ブラシの付いたノズルです。

コンビネーションノズルのブラシを取り外したところ

必要に応じてブラシを着脱することができます。

ブラシを外した状態は布団やソファの掃除に使えます。

iwoly C150のブラケット

C150収納ブラケット

こちらは掃除機を壁に立て掛けて保管する際に使うブラケット。壁などにネジを使って固定します。

ちょっと引っ掛けるだけなので掃除機を宙ぶらりんにして壁掛けというわけにはいかず、ヘッドは床に着けた状態での保管になると思います。

あとはダイソンみたいにセットしたら充電がはじまる構造ではなく、自分で充電アダプターのプラグを差し込んで充電する方式です。

ブラケットにノズルをさしたところ

2種類のノズルも一緒に保管できます。

iwoly C150アダプター

iwoly C150のアダプター

こちらは充電に使うアダプター。iwoly C150掃除機専用と書かれたラベルが貼られています。

CZH013260050JPWP

CZH013260050JPWPってのが型番でしょうか?しかしながら検索しても何も出てきませんでした。

充電方法について

アダプターのプラグをバッテリー部分に差し込んで充電を行うのですが、バッテリーを本体にセットした状態でも、取り外した状態でも充電ができます。

バッテリー単体で充電できるというのは、普段は掃除機を隠しておきたいという人にありがたい構造かもしれません。

iwoly C150の取り回しレビュー

C150のスティックモード

取り回しに関してですが、持った時に「ちょっとごっついなあ・・・」と感じてしまいました。通常のコードレス掃除機よりも大き目で重い仕様なので女性が使うとなると気になるかもしれません。うちの奥様も思いといっていました。ヘッドの可動域が狭いゆえの方向転換のしづらさも気になります。

ただし、ごっつい分騒音値は抑えられています。1万円を切る価格と吸引力を考えると比較的静かなコードレス掃除機です。

排気が本体の下から出てくる仕様なので体に当たるかなと思ったのですが、使ってみると意外とそんなことはありません。

掃除機を体の正面に持ってくるのではなくやや右側に置いて掃除していたので排気が当たらなかったみたいです。

ヘッドが大きいので狭い隙間には入らない

ヘッドも幅広なので狭いところは掃除しづらいです。逆をいえば広範囲を1度に掃除できるというメリットもありますが。

iwoly C150の吸引力レビュー

価格のわりにマットでも良好な吸引力

吸引力ですが、1万円のコードレス掃除機としてはなかなか良好だと思います。

弱モードなんて使い物にならない掃除機もありますが、C150の場合は意外とゴミを吸えたりして、伊達にごついわけじゃないなと思いました。

標準モードでの壁際吸引力

こちらの写真はフローリングにてきとうに重曹を撒いて標準モードで1往復してみたところです。

壁際のところまで重曹が見えないレベルに吸えています。十分実用範囲の吸引力だと思います。

壁際にヘッドを当てて横にスライドさせるという、よくやる掃除方法を行おうとするとヘッドの可動域ゆえにかなり動かしづらいのが弱点ではあるのですが、格安のコードレスとしてはかなりの吸引力です。

畳に撒いた小麦粉を吸わせたところ

こちらは標準モードで畳に撒いた小麦粉を吸わせてみたところです。畳の縁付近に強めに塗り込んだ小麦粉はなかなか取れなかったりするのですが、それ以外はすんなり吸い込んでくれます。

運転時間ですが、強モードで18~20分の運転が可能というのは他のコードレス掃除機には見られない点だと思います。普通のコードレス掃除機ならいいとこ5~8分じゃないでしょうか。

ずっと強モードで運転しても1回の掃除分はバッテリーが持つというのは他の格安掃除機には無い強みかもしれません。

iwoly C150のゴミ捨てとフィルターの掃除

使用後のダストカップ内

ゴミ捨てはパカっとワンタッチなのは便利ですが、他のサイクロン掃除機と同様にゴミが飛び散るのでゴミ袋の中でやったほうが良いです。

ダストカップ内部は蓋の周辺やステンレスフィルターの下側が汚れやすい印象。

ステンレスフィルターのお手入れ

細かいゴミはステンレスフィルターを通過して内部に到達します。

HEPAフィルターのお手入れ

ステンレスフィルターを通過したゴミはHEPAフィルターで受け止めるので、フィルターの溝になっている部分にゴミが溜まっていきます。ゴミが目立つようになってきたら水洗いしたほうがいいでしょうね。

ステンレスフィルター、HEPAフィルターともに性能は普通といった印象です。

ダストカップのお手入れ

ダストカップは取り外しができないので水洗いするわけにもいかず・・・

ティッシュや固く絞った布で拭いてお手入れすることになります。コストカットのこともあるんでしょうが、外れるようにしてほしかったですね。

ヘッドのお手入れ

ヘッドの回転ブラシは糸くずを吸わせるとかなり絡まったのですが、髪の毛はあまり絡まりませんでした。髪の毛が短いものが多かったのもあると思いますが、糸くずと紙の毛でこんなに差があるのかと意外に思いました。

ちなみに写真に写っているのは絡まった釣り糸です。

iwoly C150のメリット

安い割に吸引力がそこそこある

安いけど全く吸わないというわけでもなく、マットなどでもある程度使えるだけの吸引力を持っています。

強モードでも18~20分と長い時間使える

強モードだと5~8分ぐらいしか使えない機種が多い中、iwolyのC150は18~20分もバッテリーが持ちます。

1~2人暮らしなら常に強モードで使っても十分持つと思われます。

本体が大き目な代わりに騒音も抑えられている

本体がごっついのですが、その分騒音が抑えられているように感じます。安い掃除機なのでやっぱりそれなりの音はしますが、「小さい本体から無理やりパワーを出して悲鳴をあげている」みたいな感じはありません。

iwoly C150のデメリット

ヘッドの可動域が狭いこと

中華掃除機ってヘッドの可動域が狭いですが、この掃除機はその中でも特に狭いと思います。

頻繁に方向転換をして細かいところまで掃除したいといった場合には不便するかもしれません。

本体がごつくて重い

同じく中華掃除機って本体が大き目のものが多いですが、その中でも大きめに感じます。

スタイリッシュな掃除機が欲しい、少しでも軽くして掃除の負担を減らしたいという人には向きません。

メンテナンス性が劣る

ダストボックスが取り外せない、ヘッドのブラシを取り外すときはコインが必要。といった点でメンテナンス性の悪さが目立ちます。

iwoly C150はとにかく安くて吸うコードレス掃除機が欲しい人向け

「細かいことは気にしないから安くて吸うコードレス掃除機が欲しい!」そういった人向けのコードレス掃除機だと思います。

↓気になる人はチェックしてみてください。


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