賃貸でも出来る!ラブリコを使って壁に穴を開けずに壁掛けテレビをDIY!
憧れの壁掛けテレビ。でも賃貸だと壁に穴を開けられない。
そんなわけで今回は2×4材を床と天井に突っ張らせるラブリコを使って壁掛けのテレビにしてみました。
ディアウォールとラブリコで悩む
2×4材を突っ張らせるうえで見つけたのがラブリコとディアウォールという2つの商品。
ディアウォールは天井より45mm短い2×4材を、ラブリコは天井より95mm~105mm短いものを用意する必要があります。
突っ張り具合の調整はディアウォールは下側にのパーツにスペーサーを出し入れ、ラブリコは上側のネジを回す形なのですが、ネジを回すほうがあとから調整も効きそうなのでラブリコにしました。
ちなみにラブリコのネジは天井側にあるので突っ張ったあとにネジを回して調整しなければなりません。ディアウォールは床付近のパーツにスペーサーを入れるだけなので女性が設置する場合はディアウォールのほうがいいかもしれませんね。
楽天市場の住+(じゅうたす)でラブリコと棚のセットを購入した
ネットショップでラブリコを探していて目に付いたのが楽天市場の住+で売られている棚セットAです。
ラブリコを使う上でネックとなるのが天井まで突っ張る2×4の調達。ホームセンターで買うとなると2m以上の2×4材を家まで運ぶ必要がありますし、2×4材を単独でネットショップで買うと送料がけっこう高くついてしまします。
それならいっそのことセットで買ったほうが手間が少なくていいのではないかという結論に達しました。
この棚セットAは天井を突っ張る2×4材2本の他に棚板用に872mmの2×4材が2本が付いてきます。もちろんラブリコとその棚受けもセットです。
2×4材の無料カットもセットに含まれていて5mmで調整してくれます。天井よりも95mm短い長さにカットしてもらいました。
棚セットA(ロング幅) LABRICO(ラブリコ)+ 無塗装2×4材を楽天市場でチェック
住+さんはラブリコのセットがいろいろ
DIYをサポートする 住+さんはラブリコに関するパーツやセットがかなり豊富です2×4材を塗装したセットもありますし、棚セットBといって568mmの棚板が付属するセットや柱のみのセットもあります。
ラブリコを検討している人はチェックしてみるといいと思います。
商品が到着
商品が到着。でかい!!当然ですが天井までの2×4材が入っているので非常に長いです。
ダンボールにはラブリコのロゴが入ってました。
2×4材の端の部分。ちょっと欠けてますがラブリコのアジャスターをかぶせるのでこの程度は気にしません。
他の部分は思ったよりもつるつるに仕上げられていてきれいでした。きれいな2×4材だと思います。
ラブリコの箱が4個。突っ張るためのアジャスターが2セット。棚受けが2セットです。
ラブリコの構造
ラブリコのアジャスター。上2つが天井側、下1つは床側に使います。
ラブリコのアジャスターの内側。2×4材を突っ張るだけなので単純な作りです。
棚受けの取り付け
こちらがラブリコの棚受けと棚板につかう2×4材。きっちり872mmにカットしてありました。
棚受けは先に取り付けておきます。ドライバーだけでもなんとかネジが入るかもしれませんがキリなどでガイド穴を開けておくと固定しやすいと思います。
棚板の反対側を別角度から。棚板の端とまっすぐになるように取り付けないといけませんが微妙にずれてしまいました。少しのズレはしょうがないか・・・
柱用の2本の2×4材にアジャスターの脚部分をセットしたあと棚板を通してみました(ラブリコの棚受けを使った場合はこの段階で通しておかないとあとから追加できないので注意)。まだネジで固定していませんので一番下になっています。アジャスターの天井側のパーツをセットしたらいよいよ壁に突っ張らせます。
アジャスターを取り付けて突っ張らせる
足もと側から慎重に・・・そして踏み台を使ってアジャスター天井側のネジを締めて突っ張り具合を調整します。
巾木がある分壁との間に隙間ができてしまいました。場合によってはあえてもう少し隙間をつくってコード類を通してもいいかもしれません。
天井部分。天井にも巾木があるので突っ張る部分のパーツを90°回転させてみました。
棚になる部分もネジで固定してみましたがちょっと隙間が・・・
反対側はぴったりになりましたが、棚受けは取り付け位置の微妙な調整が難しいですね。
こんな感じで棚が出来上がりました。
一番上にラブリコのダブル棚受けを設置しましたがこれを活用するのはまた次の機会に。
テレビを壁掛けにする
次にテレビの壁掛け作業を行います。
左右の柱に板を貼り付けていってそこに壁掛け金具を固定したり、棚板の間にさらに2×4材を固定してそこに金具を固定するといったことも考えたのですが今回はパソコンモニター用に使われているモニターアームを用意しました。
- 高さを調節できる
- アームを伸ばして使える
- 5000円以下で買える
といった条件で壁掛け金具を探したところ、アーム式で高さを調節できるタイプは1万円以上するものばかりで予算が合わず、モニターアームしか見つからなかったためです。
今回取り付ける液晶テレビは22インチなのでモニターアームで大丈夫だろうということでこちらにしました。
こちらがモニターアームの部品です。MDM001Bという商品にしました。
このモニターアームは4000円を切る価格ですし、関節が3つでテレビの移動ができて便利な上、六角レンチを使いますが高さの調節もできます。
モニターアーム vesa 13-27インチ対応 水平3関節タイプ 縦画面にも対応 を楽天市場でチェック
クランプ式なので棚板を挟み込む形で固定します。これならあとから設置場所のいどうもわりと簡単にできそうです。
テレビの背面です。壁に当たりそうな部分にはクッションテープを貼っておきました。
関節が3つなのでいろんな角度に向けたり伸ばしたりと使い勝手も良好。
普段は壁に寄せて設置をすることを想定して、真ん中ではなく、右側に寄せてモニターアームを設置しています。
高さや角度を変えることで床に座った状態でもイスに座った状態でもテレビを見やすくなりそうです。
まとめ
というわけで賃貸の家ですがラブリコを使ってテレビを壁掛けっぽくしてみました。
「モニターアームだから壁掛けじゃない」という人もいると思いますが、そういう方はきちんとした壁掛け金具とラブリコを組み合わせて壁掛けテレビに挑戦してみてはどうでしょうか。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] ※ラブリコの設置に関しては以前の記事を参考にしてください。 […]