スポットワークは稼げない?作業の注意点や問題点をまとめてみた

2024年1月31日

Contents
  1. スポットワークとは
  2. スポットワークの登録方法
  3. スポットワークに向いている人
  4. バッテリー業務の取り出し・補充スポットの分布傾向など
  5. 作業の注意点・やっておきたいことなど
  6. 補充場所はいくつかパターンを決めておくか・・・
  7. スポットワーク・バッテリー業務の補充単価について
  8. スポットワークは稼げない?時給1000円は達成できるのか?
  9. 物件撮影業務登場
  10. スポットワークの問題点
  11. スポットワーカーあるある

スポットワークとは

スポットワークとは広義で言えば隙間時間にできる副業です。仕事の内容はお買い物代行だったり、賃貸物件の撮影だったり、軽作業だったりといろんな仕事があるのですが、チャージスポットというモバイルバッテリー貸し出しサービスのバッテリーを余っているスポットから取り出しして不足しているスポットへ補充する仕事として話題となっているようです。

本記事ではモバイルバッテリーを取り出し、補充する仕事をスポットワークとして話を進めていきます。

簡単にできる上に365日好きな日の好きな時間に好きなだけ作業ができるということでスポットワークを始める人が徐々に増えてきています。

スポットワークのサイトhttps://spotwork.net/

スポットワークの登録方法

作業登録するにあたって履歴書の提出や面接はありません。

1.スポットワークのサイトから登録フォームへ進み、メールアドレスを送信(gmailが望ましいです)。

2.送信したメールアドレスに本登録の案内が届くので内容にしたがって・・・

  1. SpotWORK webアプリに登録
  2. SpotWORK 公式LINEへ「webアプリに登録したメールアドレスを送信」
  3. 本登録のご案内無いのURLからラウンダーカードの発送依頼を行う
  4. Zoomでの説明会に参加する(ラウンダーカード到着前に参加してもOK)

といった流れで登録を行います。

  • ラウンダーカード(作業する時に設置店舗の人に見せるカード)が手元にある
  • Zoomでの説明会に参加

この2つが揃っていれば作業を開始することができます。

ただし、マニュアルは事前によく読んでおいたほうがいいでしょう。

また、作業を行う上での疑問点はLINEで質問すると対応してくれます(返信が遅いですが)。

スポットワークに向いている人

スポットワークはその名の通り、空いた時間帯にやる仕事です。ガッツリやってガッツリ稼ぎたい人には向きません。

また、現状ではバッテリー1個の補充が完了するごとに55円〜70円(回収して本部に送るやつは70円)。効率よく稼げるというわけでもないので

  • 散歩やジョギングついでに何かやりたい・ちょっとだけでもお小遣いを稼ぎたい
  • 仕事が終わったあとすぐに家に帰りたくない・通勤定期を持っていてある程度駅間の移動に融通が利く
  • 何かを集めることに喜びを感じる

みたいな人がやるのに向いている仕事だと思います。

他の目的があって移動するついでに取り出しと補充を行って月数千円でも収入が増えたらいいなって感じです。

バッテリー業務の取り出し・補充スポットの分布傾向など

※首都圏で作業をしているので首都圏のバッテリー分布傾向の話となります。2022年8月10日時点の話です。

バッテリーの取り出しスポットと補充スポットはWEBアプリで確認することができ、取り出しスポットは緑色の丸、補充スポットは赤色の丸で表示されるのですが、都心部は補充の赤丸が圧倒的に多いです。

人の流れを考えれば分かることですが、仕事や遊びで都心部(山手線内やその周辺)へ移動した人がバッテリーを借り、帰宅する時に自宅の最寄り駅付近で返却するというパターンが多いと思われ。ベッドタウンで取り出したバッテリーを都心へ運んで補充するという流れになるでしょう。

たまに都心部で取り出しスポットがあったりもしますが、割合としてはかなり少ないです。取り出ししたらすぐ近くに補充スポットがあるパターンが多いので予約できたらラッキーといえばラッキーです。

また、地域によっては時間帯によって取り出しスポットが出たり補充スポットが出たりする地域もあるので近所の傾向を把握しておくと良いかもしれません。

あとは大きなイベントがあるとその周辺は補充スポットが発生しやすいですね。

バッテリー業務・取り出しスポットが出やすい時間

昼間もスポットが出ないことはありませんが、やはり人の流れが多い通勤・通学時間帯か帰宅時間帯に取り出しスポットが出やすいです。

人の流れは多いということは移動ついでにスポットワークをする人も多いわけで、大きな取り出しスポットはすぐに予約されてしまうのですが、スポットも多いのでこの時間帯に活動することになるんじゃないでしょうか。

電車以外の交通手段でスポットワークをする人は終電が終わったあとに原付や自転車で取り出しスポットを回るとか、始発の前に回るとかそういったことをしている人もいると思われます。

あとは営業時間が決まっている場所は開店・始業時間になるとスポットが発生することがあります。閉店時間間際に取り出しスポットが発生したもののそのまま閉店して作業が行われなかったパターンです。

ただし、1か所で8個とか16個とか大量にバッテリーを取り出しできるスポットは競争率が高くすぐに予約されてしまいます。

スポットの出方は作業をしているうちになんとなくわかってくるようになります。ただ、ときどきスポット出現の条件が微妙に変わったりするので把握しながら進めていきたいものです。条件については推測ではありますがTwitterでガチ勢の方々がつぶやいていたりします。

補充スポットについて

東京23区内はその時々で補充のしやすさが変化しています。時系列ごとに解説していきます。

2022年4月頃~

補充スポットは山手線沿線やその周辺まで行くと大量にあるのでそれほど困ることはありませんでした。

2022年8月下旬頃

2022年8月下旬頃から補充スポットにも取り合いが生じるようになりました。バッテリーを溜め込んでいる人に対して補充を促すメールが送信されたのがきっかけのようです。

補充するバッテリーが大量に溜まっている場合はかなり労力が必要で、100個以上だとしんどいです。9月中旬にやってみたら3時間半ぐらいかかりました・・・

バッテリーの取り出しにくらべて補充は都心に出られさえすればバッテリーの取り出しに比べてかなり楽だったのですが、補充スポットでも10個以上の場所が出るとすぐに予約されてしまうようになりました。

2022年10月~2023年3月

また、2022年10月からは取り出したバッテリーは2週間以内に補充しなければならないというルールに変更されるため(これまでは30個以上を2週間以上保有しないというルールだった)、どのように状況が変化していくのか注目です。

2023年3月時点ではまた補充スポットが増えてきている感じで、それほど補充に苦労することはありません。

補充スポットが出やすいのはやはり渋谷や新宿などの人の動きが多い場所です。夕方から夜にかけて補充スポットが多く発生します。早朝も無いことはありませんが、夕方~夜のほうが圧倒的に多いように思います。

2023年4月

4月頃から23区内でも急激に補充がしづらくなりました。

補充スポットであふれていた新宿や渋谷周辺も10個以上の補充スポットが出ると瞬時に予約されるような状態で取り合いになっており、100個以上の補充を行うのはかなり難しくなっています。

2023年7月

2023年の6月20日に単価の変更があってから補充スポットが多数出現するようになり、補充が容易になりました。7~10月ぐらいまでは良かったのですが、11月に入ると今度はバッテリーの取り出しスポットが少なくなり、取り合いが激しくなっています。


このように状況に応じてバッテリーの取り出しやすさ、補充のしやすさが変わってくるので安定的に高額を稼ぐというのはなかなか難しいかもしれません。

築地事務所でバッテリーが配布されるときは注意

公式のTwitterでたまに募集のツイートがあるのですが、築地の事務所でバッテリーを受け取り、指定のエリアにバッテリーを補充する業務があります(補充単価は2023年3月時点で1個50円)。抽選方式で当選した人しか業務をできませんが、当選しなくても補充しようと思っている場所がかぶると影響があります。

例えば「バッテリーが溜まってきたから今日は渋谷に補充しよう」と思っていたときに公式から「築地事務所でバッテリーを配布します。渋谷で補充してください」なんて指示があった場合、当然渋谷で補充が行われるので補充スポットの奪い合いになります。手持ちのバッテリーが100個とか大量だと補充に難儀するので補充する日を変更したほうがいいかもしれません。

作業の注意点・やっておきたいことなど

基本的な作業内容はZoomでの説明会もありますが、バッテリーマニュアルを見て確認します。登録までの流れでSpotWORKサポートとLINEの友達になっているのでそこから確認することができます。

ただ、実際にスポットワークをしてみてちょっと説明不足だなと思ったことがあったり、これを知っておくとちょっと得かもということがあったりしたので書いておきたいと思います。※基本的な作業内容はマニュアルを確認してください。

なお、この内容は2022年8月10日時点のもので、私がサポートとやり取りをして得た情報になりますので、今後変更になったり人によっては適用できないものもあるかもしれません。ご了承ください。

作業前に認識していないバッテリーがあったら再起動する

右から4番目のスロットが認識していない

チャージスポットのスタンドにはバッテリーのスロットごとにランプが付いていて、バッテリーを差すと青色のランプが点灯するのですが、たまにランプが点いていないものがあってバッテリーを認識していないことがあります。

スタンドを再起動することで認識するようになるケースがけっこう多いのでランプが点灯していないものがあったら再起動を試しておきたいところです。

※2023年に認識していないバッテリーをスロットから取り出す機能が追加されました。

再起動の方法

以下は最近ではあまり行うことはありませんが再起動の方法です。

再起動の方法に関してはマニュアルに記載されており

  1. 5スロットのスタンドは電源スイッチが無いのでコンセントかACアダプターを抜く、10・20・40スロットのスタンドは裏側の電源スイッチをオフにする
  2. 電源オフの状態で5秒待つ
  3. 電源を入れる

といった流れで再起動を行えます。

しばらく待って青色のランプが点灯したら認識させることに成功です。

再起動しても認識しないスロットがあったら

※現在は空スロット取り出し機能があるのでこちらはあまり必要の無い情報です。

再起動しても認識しないやつがある

再起動しても認識しないスロットがあったら・・・ですが、私はLINEで毎回報告していました。

しかし、認識しないスロットが1つの場合は報告しなくてよいと言われました。また、2個だった場合に報告したのですが、現在は対応できないのでそのままで良いとのこと。

今後、対応が変わると思われますが現時点では気にしなくて良いようです。 ※空スロット取り出し機能が実装されています。

ちなみに青色のランプが点いていないスロットはシステムのサーバーに認識されていないと思うのでバッテリーを数えるときに数に入れていません。

作業前にスロットに正しく差さっていないバッテリーを差し直す

時々、バッテリーのスタンドに逆さまにバッテリーが入っていたり、完全に差し込まれていなかったりしてきちんと返却されていないバッテリーが見られます。こうしたバッテリーは取り出しor補充作業前にきちんと差し込んで認識させてから作業を行います。

スロットから取り出す時は慎重に

バッテリーを取り出す時に焦っていると手が滑ってスロットにバッテリーが戻ってしまうことがあります。

この時に「カチッ」とスタンドにセットされてしまうと取り出しができません(2022年8月10日時点で再取り出しの機能はありません)。すでに規定数のバッテリーを取り出していればたいした問題はありませんが、「指定された数のバッテリーを戻して、残りのバッテリーを取り出ししよう」とかやってると数を損してしまいます。

個人的には一度全てのバッテリーを取り出して本部の回収に回すバッテリーかどうかを確認し、その上で規定数をスタンドに戻すのが無難かなと思います。

うっかり手が滑って戻ってしまった場合もバッテリーの残数を判断し再取り出しを行う機能が実装されました。

バッテリーを持っていかないでくれと言われたら

取り出しスポットでまれにお店の人からバッテリーを持っていかないでくれと言われることがあります。

マニュアルには「補充が多くなっているのでここままですと満タンになってしまうかもしれません」と伝え、それでも要望が強い場合はラウンダーカード記載の番号へ連絡するように案内するよう書かれています。

しかし先日、取り出し作業中にイレギュラーな事態に遭遇しました。

3個の取り出しスポットが出ていたので予約して現地に到着、取り出し作業を行うとお店の責任者らしき人がやってきて「持っていかないでくれ」とのこと。このときは5スロット中5スロットが埋まっていてスタンドが満タンになっていました。

「満タンなのに何でだろう?」とよくよく話を聞いてみると、チャージスポットの運営(たぶんインフォリッチ社)に依頼して持ってきてもらった補充用のバッテリーをお店の人が持っていて、それを満タンまで補充していたようです。

  1. お店の人がチャージスポットの運営に依頼して補充用バッテリーを確保する
  2. お店の人がスタンド満タンになるまで補充する
  3. スポットワークのWEBアプリで取り出しスポットとして表示される
  4. スポットワーカーが取り出す
  5. お店の人が補充用バッテリーをまた補充する

みたいなマッチポンプが発生していたと思われます。

今後そのようなことが無いように、スタンドにはバッテリーを2個差した状態にし、無くなったら2個補充するように伝えて(最適数は5スロット中2個になっていた)お店を後にしましたが、なんだかなって感じです。

スタンドを満タンにするとスポットワーカーが取り出しに来ることをお店の人に説明していなかったのか、お店の人が話を聞いていなかったのかどちらかわかりませんが、こんなケースもあるということで頭の片隅に入れておくといいかもしれません。

壊れたバッテリーの回収を頼まれたら

作業をしていると、お店の人から壊れたバッテリーを持って行って欲しいと頼まれることがあります。

マニュアルには「回収依頼は掛けていませんよね?」と確認の上受け取るように書かれていますが、それ以上のことは言及されていません。

回収依頼を掛けている場合は受け取っちゃ駄目なんだろうけどお店の人に何と説明すればいいのかわからなかったんですよねこれが。こうなる前に確認しておけよって思う人もいるかもしれませんが、実際にその場になってみないと疑問点にすら気づかないことってあると思います。

で、まあどうしたらいいのかって話ですが、回収依頼を掛けていない場合はそのまま回収。

回収依頼が掛かっている場合についてはサポートに確認したところ「他の専門スタッフが参ります」などと案内して自分では回収しないようにする必要があります。

補充場所はいくつかパターンを決めておくか・・・

これは都心で補充を行う際の注意点なのですが、駅ビルなど建物が複雑で補充スポットに辿り着くのに難儀することがあります。補充スポットはあれども辿り着けないとけっこうな時間のロスです。

2、3か所補充用の地域を決めておいてそこの補充スポットの場所を把握しておくとスムーズに補充できるかもしれません。

それか、乗り放題切符を使って駅やその周辺の大きな補充スポットをピンポイントで回っていく作戦があります。電車の待ち時間などのロスはありますが、一気に大量に補充でき夏場や冬場はエアコンの効いた電車で移動できるといったメリットがあります。

スポットワーク・バッテリー業務の補充単価について

バッテリーの補充を行った際の単価について、自分が始めた時は1個補充につき90円(取り出すだけでは報酬なし)でしたが、80円になり、75円になり、どんどんと下がっています。

2023年6月20日からエリア調整単価が採用される!

そして2023年6月6日に衝撃的な発表がありました。

これまでは一律単価だったものを地域格差を無くす目的で変更するというのです。

また報酬形態も

エリア調整単価+訪問ボーナス+補充ボーナス=報酬総額

という形で3つの要素で報酬が計算されるようになりました。

順番に見てみましょう。

エリア調整単価

地域エリア調整単価
東京23区55円/個
東京都下(23区外)65円/個
横浜市・川崎市・名古屋市・京都市・大阪市・神戸市・福岡市60円/個
上記以外の地域70円/個
バッテリー補充の単価表

まず、エリア調整単価ですが、補充が大量に発生し補充作業がしやすいと思われる場所ほど単価が安くなっています。大量の補充スポットが発生する23区内の補充単価は一番低い55円になりました。

「一気に15円も下がるんか!!」と衝撃的な内容でしたが、訪問ボーナスと補充ボーナスで若干補填できるような形になっています。

訪問ボーナス

これまでは複数か所を回って10個補充するのと1か所で10個補充するのとでは報酬は同じでしたが、訪問場所ごとに6円がプラスされるようになりました。

具体的には・・・

同一訪問場所における補充数訪問ボーナス
1本目の補充+6円
2本目以降の補充+0円
訪問ボーナスの計算

といった具合です。

その補充スポットでの1本目の補充に対して6円が加算されます。

6円なので微々たる額ではありますが、無いよりはましですね。

補充ボーナス

多くの補充を行うと発生するボーナスです。4段階になっており・・・

個数計算式補充ボーナスの総額
60個60×5円=300円300円
180個180×10円=1800円1800円
360個360×15円=5400円5400円
540個540×20円=10800円10800円
補充ボーナスの計算式と総額

ひと月に540個補充すると10800円のボーナスが付くようになっています。

ただ、注意したいのはボーナスが適用されるのは1つだけなところです。

例えば540個補充しても300円+1800円+5400円+10800円とはならず、ボーナスは10800円のみです。

540個補充して1個あたり20円のプラスなので23区内に補充する人は540個でようやく従来の単価になるという感じですね。539個と540個、359個と360個ではずいぶん報酬が変わってくるのでけっこう義務感に追われる人も出てきそうです。

補充禁止バッテリーにもボーナスが付く・単価は70円に減少

旧型のバッテリー、キャンペーンの終わった旧コラボバッテリー、故障バッテリーなどは倉庫へ発送(送料は自己負担)するか築地の事務所へ持ち込むことで90円の報酬が発生していましたが、70円に下がりました。

ただ、こちらにもボーナスがつくようになっています。

補充ボーナスの個数カウントには、
以下の補充禁止バッテリーも加算されます。
・倉庫に発送した個数
・築地に持ち込んだ個数

新報酬のご案内 より

「補充ボーナスの個数カウントには補充禁止バッテリーも加算されます。」との表現なので補充したバッテリーと倉庫に発送or築地に持ち込んだバッテリーの合計数で計算するのではないかと思われます。

例えば補充120個、築地持ち込み60個だと合計180個なので180×10円で1800円のボーナスといった具合になるのではないかと。

新報酬体系で収入は増える?減る?

といったことで新しい報酬体系になるわけですが、これまでより収入が増えるか減るかでいうと、東京近郊で作業している人は減る人がほとんどではないでしょうか。

23区内で補充した場合、ひと月540個補充してやっと従来の単価+訪問報酬といった感じになるので23区内で軽くやってる人には厳しいでしょう。

逆にこれまでコンスタントにひと月あたり550個前後補充していた人は若干報酬がアップするかもしれませんが、そんなに補充している人はごく一握りだと思われます。

この報酬体系の変更で23区内のスポットワーカーは減るのか?減らないのか?今後、23区内の補充状況がどのようになるのか注目です。

スポットワークは稼げない?時給1000円は達成できるのか?

単独でガッツリ稼ぐにはなかなか厳しいスポットワークですが、あえて時給1000円以上を達成できるのか考えてみます。

取り出し、補充スポットまでの移動時間、交通費を考えると時給1000円というのはかなり厳しい数字です。1時間で13個以上回収して補充しないと達成できない計算ですからね(1個補充75円で計算した場合)。

2023年6月20日からはエリア調整単価が採用されたことでますます計算が成り立ちづらくなっている気もします。

住んでいる場所付近に取り出し、補充スポットが頻繁に発生し、周りにライバルもいない場合は達成できるかもしれませんが、スポットの発生時間は決まっているわけでもないのでなかなか計算がつかないところがあります。

他に可能性があるとすれば大物の取り出しスポットの近くに住んでいる場合でしょうか。駅に設置されているスタンドは20個とか40個とか大量のスロットを備えているので、そこで15とか20個の取り出しスポットが発生した際に取り出しを行い、100個以上などある程度数が溜まったら都心へ行き一気に補充するスタイルです。

ただし、大物取り出しスポットは発生後1、2分で予約されてしまうので頻繁にWEBアプリをチェックする必要があります。そんな時間を考えるとやっぱり・・・難しいですね。

あとは終電後の深夜に原付でひたすら取り出しスポットを回る方法でしょうか。原付なら車ほどガソリン代が掛かりませんし、深夜帯はライバルが少ないはず・・・まとまった数が溜まったら都心で補充を行います。

個人的に考えうる時給1000円を目指す方法はこんな感じですが、スポットワーク自体が自分ではどうにもならない外的要因に作用される部分が多いのでやっぱり難しいものです。

ガチ勢の存在

外的要因と書きましたが、その1つに「ガチ勢」の存在があります。外出のついでとかじゃなくて本気でバッテリーを集めまくっている人のことを勝手にそう呼んでいるのですが、このガチ勢が近所にいると(スポットの減り方でなんとなく予想がつく)取り出しスポットがすぐに無くなってしまいます。

こうした運的要素や外的要素が絡んでくるのがスポットワークです。

稼げる額は具体的にどのぐらい?

会社勤めのついでに、という人は月数千円の収入ってところじゃないでしょうか。休日も稼働して1万円おーばーとか・・・比較的時間に融通が利きそうな学生さんや自営業の人が作業した場合は額はけっこう変わってくると思います。私がかなり頑張って作業した場合は、月に3万円少々でした。これで順位が100位以内(稼働明細のファイル名でわかる)。時間に余裕がある人ならめちゃくちゃ頑張って10万円とかは可能かもしれません。

物件撮影業務登場

2023年3月より、新たな業務として物件撮影業務が登場しました。

超広角カメラを搭載したスマートフォンが必要だったり、晴れの日に行わないといけなかったり予約がキャンセルできなかったりと条件を選びますが、単価はバッテリー補充業務よりも高いのでこちらの業務を並行して行ってみるのもいいかもしれません。

従来は多数の写真を撮る必要がありましたが、2023年6月からは3枚でOKの案件が登場しました。その分単価は低くなりますが、作業しやすくなっています。

ただ、写真の取り方によっては非承認になってしまうこともあり、写真の撮り方に気を使うところです。

また、撮影に使用できるスマホの機種が限られており、全ての人が作業できるわけではないという問題もあります。

スポットワークの問題点

スポットワークを実際にやってみて感じた問題点についても書いておきたいと思います。

スポットの場所や営業時間が実際と違う

WEBアプリを見ながら作業を進めていくわけですが、まれに地図上に表示されるスポットの位置と実際の位置が違うことがあります。店名を入れてgooglemapなどで検索すると分かることが多いですが、WEBアプリを信じ切って行動していると、店を探すのにかなり時間をロスしてしまいます。

また、行ってみたけど店が休みだったり営業時間が終了していて入れないということもあります。臨時休業とか時短営業もありますし、完全に反映させるのが難しい面もあるでしょうね。

LINEサポートに報告すると修正してくれるとは思いますが、すぐには厳しいでしょうね。

サポートの返信が遅い

トラブル等が発生した時はLINEサポートに連絡しますが、返信が遅く、すぐに返ってくることはまれです。

スポットワークをやって3か月半ほどですが、いまのところお店の人から苦情を言われたりするようなことはなく、そんなに大きなトラブルも無いので大問題というわけではありません。ですが確認したいことがあるときは「遅いなあ」と思ってしまいます。スポットワーカーは電話して聞けないですしね。

かなり少人数で運営されていると思われ厳しい部分もあるとは思いますが、もうちょっと早く返信していただけるとありがたいなと思ってます。

WEBアプリが少々不安定

WEBアプリが不安定だったりトラブルが発生したりすることがあります。

例えば、取り出し作業ができなくなったり・・・

大きなトラブルを挙げると

依頼作業大量ブッキング事件

WEBアプリにはバッテリー取り出し補充案件以外にも壊れたバッテリーを店舗から回収したりといった「依頼」案件があるのですが、これがダブルブッキングどころか何重にもブッキングしたことがあります。

せっかく現地へ行っても作業を行うことができず、案件を予約した人は骨折り損になったと思われます。

取り出しスポット大量発生事件

ある時、急に取り出しスポットが大量発生し、一部のスポットワーカーは歓喜しました。

しかし実際にスポットへ行ってみると取り出せるバッテリーは無く・・・ただのシステム障害でした。

スポットワーカーあるある

最後にスポットワーカーあるあるでこの記事を締めたいと思います。

ついつい遠くのスポットまで行ってしまう

バッテリーの取り出しを進めていると、「ちょっと遠いけどここにもある!」とかいって効率が悪いとわかっていながら遠くのスポットまで行ってしまいます。途中で疲れてきて「やっぱやめときゃよかったかな」と思ったりもしますが、取り出し作業を終えるとなんだか満足感が得られます。

コンビニ店員がバーコードを読み取ろうとしてくる

作業をするときはラウンダーカードをお店の人に見せて行うのですが、ラウンダーカードを首からぶら下げるタイプのネームカードに入れて提示するとコンビニの店員さんがバーコードリーダーで読み取ろうとしてきます。そういう業務があるんでしょうね。

その度に心の中で「ごめん、違うんだ。」とか思ってますが、ラウンダーカードは提示しなきゃいけないのでずっと続くでしょうね。

コンビニ店員とアイコンタクトを交わす

最近はガチ勢の出現で少なくなってきましたが、一時期毎朝のように取り出しに向かうコンビニがありました。

夜勤終わり直前と思われる店員さんがいるのですが、何回もお店に行っているとだんだんお互いに顔を覚えてきて「あ、バッテリーね」「あ、どうも取り出しに来ました」みたいな感じで会話をせずともアイコンタクトで意思疎通を図れるようになってしまいましたw

稼働明細に表示されている順位でモチベーションを上げる

毎月上旬に前月の稼働明細が発行されるのですが、発行されたPDFのファイル名を見ると稼働明細のあとに数字が入っているのがわかります。これがおそらく補充数の順位です。

別に上位に入ったって意味は無いんですが、「今月は順位が下がっちまった」「過去最高順位だ」などと次の稼働へ向けてのモチベーションになったりします。

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