ダイニングテーブルにラブリコを使ったDIYで収納棚を後付け!スペース有効活用!

突然ですがこれは家で使っているダイニングテーブルです。

ダイニングテーブルなので主に食事をするのに使っているわけですが、他の物もけっこう散らばっています。うちはリビングスペースが無いので他の作業もどうしてもこのテーブルでやることになっちゃうんですよね。

この状態でも食事ができないわけではないのですが、どうしても食器類を並べるスペースが圧迫されてしまうということでDIYで後付け棚を作ってみることにしました。

使ったのはラブリコという2×4材を床と天井で突っ張らせるアイテムです。これを2つ使って2本の柱を立て、棚板を取り付けることで収納棚を作ろうという目論見です。

後付け棚といってもテーブルと棚は直接つながっているような構造ではないので、その点はご了承ください。

以前にラブリコを使ってスパイスラックを作ったのでよろしければこちらも参考にどうぞ。

2×4材とは?

その名の通り2インチ(50.8mm)×4インチ(101.6mm)の角材という意味でしたが、乾燥などの行程で縮小することなどから1.5インチ(38mm)×3.5インチ(89mm)程度のサイズで規格化された木材です。ホームセンターなどで比較的安く手に入り、DIYによく使用されています。

テーブルに棚を追加するにあたって用意した物

今回使用した材料や道具についてまとめておきます。

準備した材料

・2×4材(床から天井の高さ-95mm程度の長さ)2本 ラブリコを使って柱を2本立てるの使用
・1×4材 1830mm 半分にカットして棚板2枚分として使用
・1×1材 1830mm 半分にカットして落下防止バー2本分として使用
・ダイソー金折隅金 38mm×38mm2個セット×2 棚板の固定に使用
・ダイソー金折隅金 50mm×50mm2個セット×2 棚板の固定に使用
・直径約4mmのネジ 24本
・ダイソー スチール金具L字S 4Pセット 落下防止バーの固定に使用

2×4 ツーバイフォー

一番オーソドックスな木材かと思います。断面サイズは約38mm×89mm。

1×4 ワンバイフォー

2×4材を薄っぺらくした感じ。断面サイズは約19mm×89mm。

1×1 ワンバイワン

断面サイズ約19mm×19mm。棒のような形状です。

使用した道具

・プラスドライバー
・キリ(下穴を開ける用)
・やすり
・紙やすり
・のこぎり
・ダイソー・ハンドサンダー
・2×4材マイターボックス

木材にやすりがけをする

まずは買ってきた木材に400番ぐらいの紙やすりでやすりがけをしました。

ラブリコ用にセットで売られている木材なんかだとやすりがけや塗装がしてあったりするのですが、これはホームセンターで買ってきた木材なのでとげが刺さるかも・・・ということでのやすりがけです。

細かくやる人はやすりの番号をだんだん大きくして何回かやすりがけをするのかもしれませんが、めんどくさいので今回は400番で1回だけです。

ラブリコを使って棚の柱を2本立てる

まずはこのラブリコを使って2本の2×4材を突っ張らせ、棚の柱を2本作っていきます。

柱の上部

床から天井の高さ-95mmにカットした2×4材の上下にラブリコのパーツをセット。

上部パーツのジャッキを回すことで柱を固定できます。

2×4材を立てる向きは壁と垂直、壁と平行どちらでもできるのですが、家は天井の出っ張り部分の関係で壁と平行にしました。

柱の下部

ちなみにテーブルの大きさは750mm×750mm。その両サイドに柱を立てました。

柱の幅が89mm。テーブルの幅が750mmなので柱2本とテーブルで

89mm×2+750mm=928mm

棚板の長さは900mm前後は必要ですね。

1×4材をカットして棚板を作る

続いて1×4材をカットして棚板を作成しました。柱から柱までの長さを考えて928mmの長さがいいかなと思ったのですが、1×4材を半分にカットして使うことにしました。ホームセンターへ行って気づいたのですが、1830mmで売られている1×4材を半分にカットした方が材料費が安く済むんですよね。

1×4材は厚みこそ違いますが、幅は2×4材と一緒なので手持ちの2×4材マイターボックスを使ってガイド通りに切ることができました。

マイターボックスを使っているところ

マイターボックスは自分で2×4材をカットする時になかなか便利です。

ホームセンターで木材のカットサービスがあったり、ネット通販でも木材をカットしてくれるところがあったりしますが、手元の2×4材を再利用したりカットサービスの無いお店で2×4材を購入したりする時はあるといいかもしれません。

端を斜めに切った1×4材

マイターボックスは角度をつけてカットすることも可能なので試しに斜めに切ってみました。

斜めにカットすることで圧迫感を軽減しようという狙いです。ちょっと寸法を間違えて下の棚板が短くなっているのはご愛敬・・・

柱にあたる部分をカット

続いてさきほどラブリコで立てた2本の柱が当たる部分に印を付けてのこぎりで切ります。棚板の後方にすき間ができないようにこのような形状にしました。斜めに切ったり、途中でカットを止めたりといった切り方はホームセンターのカットサービスでは行ってくれないので自分でやることになると思います。

柱を立てる向きによってはこのようなことは必要無いのですが家の場合は「壁と平行に立てた&棚の後ろにすき間を作りたくなかった」ということでこのような形状になりました。

角の部分は危なくないようにやすりを使って少し丸くしています。金やすりを使うとけっこう簡単に削れます。

棚板を柱に固定する

続いては作った棚板の固定です。

使ったのは写真右側のダイソー金折隅金。

本来は棚のコーナー部を補強するための金具ですが、2個入りで110円と安いので棚板の固定に使いまくってます。一応これで不具合が生じたことはありません。

写真のものは38mm×38mmですが、これより大きい50mm×50mmも使いました。

ダイソー金折隅金のパッケージ

ネジは別売りですがコスパは高いと思います。

棚を固定したところ

これが棚を固定したところです。下から棚を見ると・・・

金俺隅金2個で固定

片側に金折隅金38mmと50mmを1個ずつ使用して固定してあります。キリで下穴を開けたあと、プラスドライバーでねじ留めしました。

1個だけでもけっこうしっかり留まるのですが2か所に使うことで手で押したときの微妙なぐらつきが無くなります。

ちなみに棚を固定する時は水平器を買ってきて水平になっているか確認しながら行ったほうがいいかもしれません。

棚に落下防止バーを取り付ける

この状態でも棚としての機能は果たしてくれるのですが、食事中に物が落ちてきたら嫌なので落下防止バーも取り付けることにしました。

今度は写真左側のスチール金具L字Sと1×1材を使います。

こちらは金具が小さいですが、4個入りでネジまで付属して110円です。

大きさは25mm×25mm

ダイソーで売られていましたがダイソー限定の製品というわけでもなさそうですね。

この金具を棚板の長さに合わせて切りやすりがけをした1×1材に取り付けます。

ネジ穴が2つあるので2か所で固定しようと思ったのですが、そうすると木材の端でねじ留めすることになり、木が割れてしまうので1か所のみです。強度的にどうかなと思ったのですが、落下防止バーとしてなら特に問題無い感じです。

落下防止バーを取り付けたところ

反対側の2か所のネジ穴は棚板との固定に使用。

ねじ留め部分

棚板に固定する側はネジを2本使いました。

棚を後付けしたことでテーブル上がすっきり

出来上がった棚

同じ要領でもう1つ棚を追加し、物を置くことでテーブルの上がかなりすっきりしました。

落下防止バーもきちんと機能して物が落ちてくる可能性は低そうです。

別角度から

やり方によってはテーブル下にも収納を追加できそうな気もしますが、どうするかはおいおい考えたいと思います。

テーブルに棚を作りたけどスペースが無いって人の参考になれば幸いです。

いろんなタイプが登場しているラブリコ

今回使ったラブリコはいろんな商品が登場しているのでシーンに合わせて使い分けるのも面白いと思います。

↑一番オーソドックスな2×4アジャスター。

↑アイアンタイプの2×4アジャスター。

↑1×4材を突っ張らせるアジャスター。

↑アイアンタイプの1×4アジャスター。

↑2×6材を突っ張らせるアジャスター。

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DIY

Posted by kanrinin